初井言榮(はついことえ)

昨日ぼんやりとテレビで「天空の城ラピュタ」を見ていたら、懐かしい声に「再会」した。

ジブリ

すぐに確認したらやはりそうだった。
空中盗賊の女おやかた、ドーラー役の初井言榮。

圧倒的な演技である。
伸び伸びと楽しげに。
「この女優さん、好きだったなあ」
とあらためて思うのだった。

初井言榮は、山岡久乃とともに、劇団青年座を創設した人である。
ドラマに詳しくない人は、この二人がごっちゃになっているかもしれない。
Tbsのホームドラマでは、よく共演もしていたから。
面白い写真を見つけた。

初井1
向かって左端が初井言榮、中央が山岡久乃、右端が東美恵子。
ちなみに東美恵子の夫は、社会学者の南博で、「別居婚、夫婦別姓」の実践カップルとしても知られていた。
青年座と言えば、西田敏行が在籍した劇団でもありますね。

初井2

初井言榮は、山岡久乃どうように、テレビではお母さん役が多く、さらに老け役も多かったと思う。
昔は、「お母さん役」の女優が多かったけれど、ホームドラマが全盛だったということだろう。

 

初井夫

実生活では、12歳年下の山野史人さんと結婚していた。
「夫婦ゲンカをすると、『どうして芝居でもその顔ができないのよ』と叱られる」
と山野さんがトーク番組で話していたのを覚えている。
なんでわたしは、これほど初井言榮に詳しいんだ!

たぶんTBSドラマだったと思うけれど、初井言榮が「しっかり者」の妻で、反して山岡久乃が「おっとりした」妻を演じた作品があった。
連続だったと記憶するのだけど……タイトルがどうしても出てこない(当時、似たようなドラマがいっぱいあったし)。
とにかく二人の共演、競演?にインパクトがあった。それを意識して作られたドラマだったかもしれない。

ラピュタに出演したのが、1986年。
初井言榮は1990年になくなっている。
61歳だったと、今回初めて知った。
若かったんだなあ。

作品は、歳月を飛び越える。
昨日は、初井言榮の魅力を満喫できて幸せだった。

初井言榮(はついことえ)” への2件のフィードバック

  1. 市毛良枝のシリーズは見てないんですが、映画では日活にたくさん出てるんですよね。年齢以上の老け役をやってたんだと思います。当時のことですから、映像で稼いだお金は劇団につぎ込んでいたかも。
    弟さんは青年座だったんですね。いつか是非、初井さんの話をうかがいたいなあ。

  2. 小意地の悪い姑さんというイメージがありますね。
    老け役が多かったけど、あれは実年齢以上だったのでは?
    嫁の市毛良枝をいびり倒すシリーズが印象に残っていますが。

    私の弟は若かりし頃、青年座の研究生で役者を目指していました。
    西田敏行よりも初井さんに指導を受けることが多かったとか。
    なかなか厳しい人だったようです。
    関係ない話で申し訳ない。

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