おばちゃんの唐揚げ

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おばちゃんが「ねこじゃらし」のお店を閉めたのが、去年の三月。
この写真は、震災の前の日、3月10日にわたしが撮影したものです。
翌日看板は、壊れてしまったのだとか。
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しかしお店のなかの食器類は、一切壊れてなかったそうです。
交通網が麻痺した東京で、おばちゃんは、「バスに乗って」お店に出勤した——という事実をわたしは昨日、初めて知りました。
去年の記事はこちら→ https://taekohigashi.wordpress.com/2011/03/11/%E5%9B%9B%E8%B0%B7%E3%81%AB%E3%81%A6/

 

 

寂しがり屋の常連がリクエストしたのか、お店はなくなっても、毎月一回都内某店で、「ねこじゃらし」の日が開催されています。
わたしは昨日、初めて参加させてもらったのですが、店内は満員大盛況。
懐かしい顔があっちにもこっちにも。
おばちゃんは隅っこにちょこんと座って、前と変わらない笑顔で迎えてくださいました。
お店を閉めても、好きな俳句を楽しんでおられる様子。月に何回か吟行に出かけているそうです。
昨日は、夜10時まで飲み放題食べ放題で3500円。
わたしは、出かける道中、「おばちゃんの唐揚げが食べられるだろうか」と内心、はらはらしておりました。
同様に頭の中が、「おばちゃんの唐揚げ」でいっぱいになっていたある女優さん。
私たち二人のために、ほかのお客さんが、唐揚げをちゃーんと残しておいてくれました。

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これはすでに、2,3個、その女優さんとがっついたあとのお皿。
特段の趣向などない、ごくオーソドックスな唐揚げ。
でもお肉にしみた隠し味とその弾力。そして皮のかりかり感が絶妙。また大きさもちょうどよくて、いくらでもいただけます。
と言いながらも——。

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おばちゃん特製のカレーもぺろり。

お約束の10時になると、おばちゃんは無言のうちに帰り支度。
「今日のナンバーワンホステス、帰りまーす」
と誰かの声。
すると男性客たちがぞろぞろとお店の外へ。お見送りのようです。
……わたしはカレーを食べ続けてました!

唐揚げとカレー、また食べたいな。

<おまけ>
昨日の河津桜です!

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おばちゃんの唐揚げ” への3件のフィードバック

  1. おばちゃんは……そうは見えないけど……80歳を越えているので、体力的なことが大きかったのかな、と思います。
    唐揚げの味は変わらず、おいしかった!
    お店はなくなったけど、次回の「ねこじゃらしデー」にお誘いしましょうか?

  2. いい店ですねえ。
    そして、いい雰囲気のおばちゃんですね。
    ホント、ほっこりした気持ちになります。
    一度、行ってみたかった・・・
    私もこんな感じの店、何軒か贔屓があったけれど
    みんな無くなってしまいました。
    小さな居酒屋をやって行くのには厳しい時代なのかなあ(泣)

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