ラジオドラマ収録

昨日は、渋谷NHKの503スタジオにて、ラジオドラマの収録が行われた。
拙作オリジナル脚本「つづれ織り」だ。


ラジオのスタジオはこんな感じ。機材のあるこちら側に演出家や他のスタッフがいて、ガラスの向こうの俳優たちとやりとりする。

テレビドラマに比べて、スタッフの数は圧倒的に少ないが、キャストとスタッフの距離はそれだけに近くて、ラジオドラマの収録にはいつもアットホームな空気がある。
わたしは技術さん(ミキサー)の仕事ぶりを見るのが好きだ。
NHKFMシアターは、ステレオ放送なので演じる人たちは、それぞれのマイクの前に立つ。芝居用とモノローグ用のマイクも使い分ける。手前、丸く黒いネットのようなものがぶら下がっているのが、モノローグ用のマイク。


これは出演者用のヘッドフォーン。
原曲を聴きながら歌を歌ったりする場合につかう。

わたしがラジオドラマを書き始めた頃は、技術さんはオープンリールの前に座っていた。
磁気テープに印を入れカットしてつなぐ――なんて仕事をまたたくまにやってのけて、まるで神業のようだと思ったことがある。
今はもちろんデジタル化しているけれど、やはりその手際にはうっとりする。

昨日は台詞録りのあとに、歌録りもあって、音楽担当の森悠也さん(若い! 20代だって)やギタリストさんが加わった。
アコースティックギターの音色を楽しませてもらって、すっかり得した気分。
さらにこれから、森さんのオリジナルの音楽がオケの演奏で録音されて、番組がしあがっていくのだ。
贅沢な番組に参加させてもらってるのだなあ、とあらためて思う。


これは、「つづれ織り」の主役、国広富之さんからの差し入れ!
国広さんとは29年ぶりの再会だった。
わたしのデビュー作のラジオドラマに主役として出演して下さったのが国広さんだったのだ。
本読みの日にその話をしたら、昨日は、そのドラマ「テレフォン・キッス」のディテールを思いだして話してくださった。
うれしかったなあ。

台詞の収録は終わったが、演出家には、効果音や音楽をつける仕事が待っている。
わたしの出番は昨日で終わり……。

遊んでいた公園から、夕方母親に手を引かれて帰って行く子どものように、
今朝は寂しくてたまらない。
やがて、いつもの日々が戻って来るのはわかっているのだけれど……。

FMシアター「つづれ織り」の放送は、3月10日(土)夜10時から。
出演:国広富之、原日出子、ほか。

放送が近づいたら、またお知らせします。

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