宇治平等院

元旦の朝も、お散歩で始まりました。

旅館のすぐ前、宇治川の中州は、落ち着いて散策ができます。
地元の犬飼族もちらほら見えました。
お散歩スポットなのか。ジョガーの姿もありました。

橋の上に、人々が集まってきます。
なんじゃらほい?
……そうか、これを待っていたんですね。

初日の出!
右に写っている赤と緑のボールは、「オーヴ」ってやつじゃありませんか???
やっぱり京都だからかなあ。
何しろ縁起がいい。やっほー。
「朝散歩は三文の得」

お雑煮はやっぱり白味噌でした。
うちは、お餅を湯がいて入れるのですが、旅館では焼きもちでした。

さあ、近くに平等院があります。散歩の時にロケハンしてあります。
京都に来る前、ほとんど予習をしていなくて、
「平等院、犬はダメだろうな」
と勝手にあきらめていました。
「オッケーみたいよ」
と教えてくれたのは、CJママ
わんこ連れで平等院を訪問した、見知らぬ人のブログを見つけてくれたのでした。

老母とニッキーを連れてゆらゆらゆっくり参道を歩き、平等院へ。

ああ、まさに、硬貨の裏に描かれてあった平等院。
藤原の道長の別荘だった建物を、息子の頼道がお寺にしたものだそうです。
1000年のれきしがあります(豆知識)。

ニッキーもしっかり歴史を感じてる様子……。ほんまか?

敷地のなかで、犬連れの人たちに会いました。
新幹線でも、いろんな形のキャリーバッグに遭遇したけれど、
犬とともに旅をしている人が多そう。
実感しました。
前は、「犬を飼うと旅行もできない」と言われたものですが、
最近は、絶望的になることもありませんね。
もちろん、小型犬の方が、公共の交通機関も使えて便利ではありますが。

仏像や玉を集めたミュージアムの中には、さすが、犬は入れません。
母に託して、超特急で見物しました。
ここはあらためて、ゆっくり見たいなあ。

人もさほど多くなくて、いい時間が過ごせました。
いったん宿に戻り(何せ近いのです)、午後はひとりで歩こうと、再び出かけたその直後。
ももちゃん母さんから、電話が。
新年のご挨拶かと思いきや、
「あたしらも今、宇治にいてんねん!」
家族で、お身内のお見舞いに出かけてきたようです。

急遽、宇治橋近くのサイゼリアで待ち合わせ。
何しろロケハンが行き届いているから、ああサイゼリアね、とすぐにわかる。

ジャックラッセルテリアのももちゃんです。
お正月なので、関西風ど派手コスチューム(母さんの手作り)。
ももちゃんも固まるタイプですが、この日は父さん母さんがよそ行きなので、
人に毛がつかないように、強制的に着せられています。
「拘束服や」(父さん談)

11月に同窓会で会ったばかりだから、懐かしいという感じでもなかったけれど(!)、
偶然に会えてよかったな。
サイゼリアでジョッキビールごちそうになりました。
「元旦のビール、おいしゅうございました」

ももちゃんは、ヒガシ特製のオリジナルリードをしています。
大変お気に入りで、自分から、チョーカーの輪の中に首を入れてくるんだそうです。
お散歩に行きたいだけやと思いますが、
その姿を想像すると、うれしくなります。

さてさて、京都のドッグカフェ編は、また明日!

 

 

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