シカゴブルース


 昨日のことである。
 朝もはよから、必死のパッチでパソコンに向かうわたしに、
 FMラジオから、ピーター・バラカンさんがささやいた。
「シカゴブルース、R&B、ゴスペル、ドゥアップのお好きな方はどうぞ……」
 ライブの紹介だ。
 それ、みんな、好きです~。
 ヒガシは、勝手に答えた。
 「よし、夕方までに原稿が送れたら、行ってみよう」
 果たして……あげましたがな、原稿。

 「CHICAGO;Blues&Soul Showdown」
 というのがそのライブ。場所は、品川の「よしもとプリンスシアター」。
 いつもは、お笑いのステージをやってるところ。
 出演者は……
 ザ・フラミンゴス、ミッティ・コリア、バイザー・スミス、ジョニー・ロウルズ、木下航志。

  




























 この人は、ブルースのジョニー・ロウルズさん。
 ヒガシ、のりました
 その昔、ニューヨークに遊びに行ったとき。
 「ぴあ」みたいな情報誌から拾い上げた、小さな文字のライブ情報。
 たどりたどり行ったら、これが煮染めたようなライブハウス。
 さすがに、日本人観光客なんて、わたしと友人しかいない。
 そこに、また煮染めたようなおっちゃんが出てきて、「ドサ回りか?」みたいな哀愁もにおわせつつ、ごきげんなギターを聴かせてくれたことを思い出した。
 あれも、シカゴブルースだったよなあ~。





 こちらは、ゴスペルのミッティ・コリアさん。
 写真は、60年代のものだから、昨日のステージのミッティさんはずいぶん違ったお姿になっていたけれど、その歌の迫力たるや!
 日本風に言うと、歌手から得度して、尼さんになった人なんですって。
 自分の教会を持つ牧師さんだった。娘さんが応援に来ていた。
 歌う曲はみんな、神様の歌だったと思う。
「I had a talk with God last night」
 まさに、そういう内容だったのだと思うけど、この歌は、こっちの肝にずしんと来た。

 うちなるGodと会話することも、あるではないか、って思い至ったのだ。
 そして、教会でゴスペルを歌う黒人の心情が、少し、わかった気がした。
 苦しみ、辛さ、恨み辛みが浄化されるんだなあ……歌ってそういうものだけど、ゴスペルは特に。
 わたしには、ミッティさんが徳のあるお顔に見えた。

 歌のあいまに、シカゴの州議員さんが、オバマ大統領夫妻のサイン入り写真を、よしもとシアターの支配人に贈呈、というイベントもあった。
 よしもとと言えば、我々関西人には「花月!」であり、ステージに登場した支配人さんも、若いとはいえ、そのイメージを裏切らない男性だった。
 州議員さんがこれまた、ちょっと田舎くさいむっちり系の黒人女性で、ビヨンセを見慣れた目には昔懐かしい感じ。
 この二人のツーショットはなかなか愉快だった。
「これから私らよしもとも、シカゴのお役に立てるような企画をやっていきたい」
 と支配人さん。ほんまかいな!
 ……いやいや、こんな企画、これからも是非やっていただきたいですぅ。

 入場料10500円を気前よく払い、TシャツやCDもじゃんじゃん買っちゃって~書き上げた原稿のギャラ、いくら残るんかなあ……。
 まあいいや。人生、こんなもん! 

 


 


 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中