こういう同窓会も


 昨日、世田谷で活動する「ドッグシェルター」という犬の保護団体の、「同窓会」を見学してきた。
 この団体には、預かりボランティアさんがいて、愛護センターから保護した犬をいったん引き取り、一緒に暮らすなかかで、病気を改善したり、しつけを施したり、大事な仕事をしている。人間不信になっているわんこの心を開くのも、その人たちだ。
 やがて家庭犬として生まれ変わったわんこたちは、新たな里親さんのもとに引き取られていく。
 昨日は、保護団体のスタッフや預かりボランティアさん、そして里親さんたちが集まっての同窓会だったのである。




 こちら、A家のすみれちゃん!



Aさんとわたしは、前々からの友人で、わたしがニッキーを飼いだしてさらに親しくなった。
夫婦で愛情を注いできたわんこが亡くなってから3年余。
それだけの「日にち薬」がやっと効いて、ドッグシェルターからすみれちゃんを迎えたのがこの5月である。
え、どんな仔? どんな仔?とさっそくわたしは、ニッキーと一緒に会いに行った。
ニッキーは、最初、すみれちゃんを完全無視。
まるで「そこにいないかのように」、Aさんに甘えていた。
わたしにも思い当たる節がある。
今までかわいがってくれた親戚のおねえさんが、結婚し子供に恵まれると、なんだか寂しい気持ちになったっけ。

ま、それはおいといて。



久しぶりに会うすみれちゃんは、一回り大きくなっていた。
体重が増えたばかりでなく、背も伸びたらしい。
食いしん坊は誰かさんと一緒。
でも、四つの足をばたばたさせて、「早く早くぅ」とせかす我が子と違って、
すみれちゃんは、いつのまにか目の前にちょこんとお座りして、愛くるしい瞳でじっと見上げる、という「戦法」である。
こっちの方が効果的だと思うよ、うん。
な、ニッキー?





あれ……あれれ? そっくりさん。
こちらは、上品なご夫婦(やっぱりねえ)が飼ってるドッグシェルター卒業犬だった。
「似てるわねえ」
と奥様がわざわざニッキーのそばに来てくださったのである。
体重5キロというから、ニッキーより一回り小さいけれど、ほんと色の具合といいまつげの長いところといいよく似ている。
前に飼っていたのもMシュナウザーで19歳まで生きたそうである。
(こういう話をきくととてもうれしくなる!)
わんこのいない暮らしは寂しいね、と2代目もシュナウザーになった。
「最初は、表情がなくてね……」
とご主人。でも最近では、「やっと生意気やってくれるようになりましたよ」とうれしそうにおっしゃる。
わんこの信頼が篤くなっていく過程を楽しめるのも、保護犬ならではなのかもしれない。
もちろん、最初っから人なつこい仔もいるでしょうけどね。



こうして臆せずカメラ目線で近づいてくるところも、ニッキーと似てるなあ。
でも、ご主人がニッキーのことをなでてくださってると、
「ウォン!」
と怒ってましたね。
そこがちがう。
ニッキーは、Anybody is OK だからなあ。
お母ちゃんがいなくてもよろしくやってくタイプだからなぁ。


再会を楽しんでいたのは、人間の方だったかも。
団体のスタッフ、預かりボランティアさんと里親になった人たちには、言いしれぬ絆があるように思われた。
わんこたちが、人と人とを結んでいる。

 

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