特派員便り 北海道編②

<納沙布岬まで500キロの巻>


とその前に、ヒガシ・デスクのほっけ狂いが判明しましたので、追記を1つ。


例の”日本最北東突端地”食堂「熊の穴」のほっけは、一枚・1250円。
このあたりのほっけは、北海道の中でも特に名産と言われているらしいですが、
観光地プライスとしても高いと思いません? 


ところが、出てきたほっけが凄いんです。
ざっと言って、温泉旅館で配られる手拭いくらいの大きさがあり、
本当にメジャーで測りたくなるようなタテ・ヨコのサイズでした。


「ずいぶん大きいね」
「そう? そりゃちょっと小ぶりのほうだけどね。シーズンなら、もっと大きなのがあるよ」(食堂のおばさん、写真はほっけを焼く姿)





それと、ほっけ独特の臭みがないのも驚きの舌鼓。


「ほっけって、こういう味だったかなぁ。臭みがちっともないね」
「うらちもさ、東京へ行って食べたほっけが、あんまり違うんでびっくりしたもの。小ちゃくて、何かヘンな匂いが付いているのさ。ありゃぁ、どこのほっけさと、うちのおとうさん(夫)と話したもの」


肉厚、ジューシー、口にふくむと鼻孔をくすぐる良質の魚のさわやかな香り。食べるのに夢中になってしまって(夢中にならないと食べきれない)、写真とってこなかったなぁ。


ヒガシ・デスク、そして「ほっけ好き」のポレポレ読者の皆様、1250円を握りしめて、知床を目指されてはいかがでしょうか?





さて、出張帰りの道草、初日の目標は納沙布岬でした(話は前後しています)。


地図でみると、札幌からまっすぐ真横に線を引いた、右のはずれに納沙布岬はあります。
納沙布岬は、ご存じのように、日本本土の最東端!。
と、まぁ、それくらいの動機なんでしたが、晩秋の北海道をズズっと横切ってみるのもよかろう、ということで、レンタカーのエンジンを始動させました。


距離は、ざっくり見て500キロ。用賀から東名に入って京都東ICで降りるくらいの感じでしょうか。先を急がなければなりません。


札幌ICから道東自動車道に入り、夕張ICで降りて国道274をひたすら東へ。
十勝清水ICから再度、道東自動車道にのって終点の本別ICで降り、再び国道274を東へ走ります。


同じ名前の高速道路を乗ったり降りたりしているのは、出来た区間から開業しているからで、将来的には、どんな政権になっても、つながることと思われます。


それと、高速道路建設をめぐる国会のバトルで、北海道の高速道路は「車より熊のほうが多く利用している」という意見がありましたが、事実でした。
いや、熊じゃなくて、シカかな? (どうでもいいか)
特に十勝清水ICからは、何頭ものシカの親子やカップルを見かけました。


車窓からの情景は、まず紅葉です。
これまで紅葉の名所というと、スポット的な感覚でいましたが、北海道の紅葉は「全体」です。
どこを見ても紅葉だし、どこまで見ても紅葉です。
続いていく。スポットではなく面になる。
それに、何という色の織り合わせでしょうか。紅葉と黄葉にリストされる色は、すべてカンバスにのっているという感じです(・・・ハンドルを握っているので写せない)。


2番目の情景は、枯れ木、山全体の枯れ木、枯れ山です。
やはり北海道だからでしょうか。その枯れ方に厳しさがあるように感じてしまいます。
枯れ木、枯れ山が美しいと思ったのも、今回の収穫だったかな。


3番目の情景は、廃屋。
土地がいっぱいあるんですね。朽ちた家は取り壊さずにそのまま放っておいて、すぐ近くに新しい家を建てたりしています。
主のいなくなった家は、時間と自然の風雪の中で、苔むしたり破れたり、光や風を吸収して徐々に徐々に形を崩していくんですね。
それが目に焼きつきます。印象的です。


その隣の新しい家・建物は、サッシと新建材だな。こちらは太陽の光をするどく返してきます。


札幌から一気に走ってきて、最初に停めたのが、本別でした。東京~名古屋くらいの距離でしょうか。
そして、真っ先に入ったのが八百屋さん。






狙いは果物。しかし、白菜に目を奪われました。
青々として水々しく、葉っぱの先っぽまで腰が入っている感じです。
スーパーとかデパート、商店街は好きで、その中でも食い物系へちょくちょく足をのばしますが、こんな白菜は見たこたないなぁ。漬物にしても、炒めても美味そう。


次に車を停めたのは、釧路市湿原展望台というところでした。
釧路湿原は、釧路市の北側に広大に広がる泥炭地とのことですが、見渡す限りヨシの原です。
しかし、特に旅情はなし。



それよりも、「あぁ、ここか」となったのが、この展望台が毛綱毅曠(もづな きこう)の設計による建築だったことでした。
昔(1980年代)は、高松伸や伊東豊雄と並んで面白いなぁと気になる存在でした。
そのコンセプチャルな設計は釧路市湿原展望台でも迫ってきましたが(写真はその内部)、・・・何だろう、この大湿原に対峙して屹立させようというコンセプト・意匠が、ちょっと息苦しく感じられたかな。
あるいは、特派員の目が変質してしまったのかもしれないな。


さあ、ここからは納沙布岬へ一直線。


【つづく】


<おまけ>





 こんばんはー、残業しているデスク補佐、ニキ子ですぅ。
 特派員さん、お疲れさま。
 確かに、東京のほっけは、当たり外れがあります。
 デスクは、スーパーでは買わないそうですよ。……ふん、グルメぶって。

 生意気なようですけど、今日のレポートはとてもグルーブ感があってよかったと思います。
 わたし、働くおじさんは大好きなので……。



 とりあえず、ちゅー。



 



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