小林敦 作陶展




 我が家でお客さんをすると、「この器いいわねえ」と誰かが必ず言ってくださる。
 それはどれもみーんな、小林敦さんの作品である。
 作陶展のたんびに少しずつ買っていたら、我が家は「小林さんだらけ」になってしまった。
 毎日毎食、小林さんの器でごはんを食べている。







 初めて出会ったのは、小林さんが20代の頃、と昨日二人で思い出していた。
 今何かとお騒がせのJ社を早期退職した知り合いがいて、
 瀬戸で「晴陶雨読」していると聞いて、遊びに行ったときに、若き陶芸家、小林さんを紹介された。
 それから何度か、友人たちと一緒に、瀬戸に遊びに行ったな。
 山里の贅沢な広さを持つ工房で、小林さんの作品は作られるようになった。






 なんでもいっちょかみのわたしだが、陶芸だけは手を出さない。
 最初に瀬戸に遊びに行ったとき、陶芸体験してみたものの、すっかり風邪を引いてしまった。なんか土に精気を吸い取られた気がした。
 誕生日が牡羊座で火の宮だから、土にまみれると「しゅん」となるのかな、と勝手な理屈をつけている。
 あれから、焼き物は見る側使う側、と決まってしまった。
 こっちが精気を吸い取られるぐらいだから、「あ、いいな」と手に取る焼き物には、精気がとじ込められているのではないだろうか。
 わたしは、他でどんな焼き物を見ても、ぴんと来なくて、小林さんの作品が並ぶのを待つともなく待って、「あ、いいな」と思うものを買うようにしている。
 誰しも、好きな具合のものってあるでしょうけど。




 小林さんは、結婚式の引き出物も作ってくれるそうである。
 「いいこと聞いた!」
 と喜ぶヒガシ。お客さんに小林さんの作品を持って帰ってもらったらいいだろうなーと想像してしまう。
 「そうよね。タエちゃん、金谷ホテルで結婚式するんだもんね」
 とこの夏一緒に日光に行ったA美ちゃんが、すかさずつっこんだ。
 準備は整ってきた……準備だけはね。



<小林敦作陶展>


10月28日~11月1日
12時~19時
東京広尾 ギャラリー旬 にて
03-3444-7665



 

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