続・再会とは……?


くにちゃんとは、大学を卒業してから、数回会っただろうか。
ふたりとも、東京に出てきてたんだよね。
でも学生時代のような関係ではなくなっていた。
あの頃は、ふたりそれぞれが、ちがう方面を見てたんだと思う。
「寂しい」と感じた瞬間は、正直言ってあったけれど、もともとわたしは、おんな友達に関しては、「拘泥しない」タイプなの。
いつのまにか、それが身についた。
「友情とは流動的なもの……」
なんてね。
いつの間にか、くにちゃんの連絡先を失い、くにちゃんはわたしにとって過去の人になっていた。

そして数年前。
わたしが、一回だけ講義をしたシナリオスクールから、連絡をもらう。
「東さん宛に、手紙が来てますが」
それが、ロンドン発のエアメール。紙の手紙、ですよ。……くにちゃんからだった。
くにちゃんは、インターネットの小さな記事から、わたしのことをたぐりよせてくれた。
それからメールのやりとりが始まる。
わたしは、くにちゃんがロンドンに住んでいることはもちろん、お嬢ちゃん2人のママになってることも知らなかった。
くにちゃんもまた、わたしが脚本家になっているなんて、思いもしなかっただろう。
しかし、くにちゃんとの縁がまたつながった。
ビバ!インターネット。
……わたしたちのように、インターネットのおかげで「復縁」した人たちは、少なくないんじゃなかろうか。

くにちゃんが日本に帰国するたびに、わたしたちは再会を楽しんでいる。
このお正月は、くにちゃんの温かいはげましが、とても心にしみた。
再会とは、「また新たな出会い」なんだと痛感する。
ひととひとは、ただ懐かしいだけでは、続けていけないのだ。
♪思い出だけじゃ生きていけない~
とテレサテンも歌っています。

今度くにちゃんが、翻訳の本を出すという。
仕事をしながら、子育てをしながら、よく頑張ったなあ。
……くにちゃんの“英語力”に、あのエッサッサ時代はなにかしら貢献してるのかしら。
本の詳細については、また改めて。
だって知らないんだもん。くにちゃん、はやく教えてね。

今度のお正月も、くにちゃんとtwo daughters に会うことができる。
2人とも大きくなっただろうなあ。
わたしは、hairy daughter と一緒に皆さんを迎えるのだ。
 

続・再会とは……?” への3件のフィードバック

  1. こんなことが
    あの時代の人ですよーーー!!。こんな記事があるとはね・・。これからが、また、スタートですね、スタートしたい!宜しく。

  2. 研磨、研磨~。
    ちょっと気恥ずかしかったけど、くにちゃんのこと書きました。

    再会がうれしかったので。
    あの時代の誰かが読んでくれてるといいけどなあ。

  3. くにこです
    くにこです。

    富士丸くんの急逝に人生揺るがされていた私はたえちゃんのブログに登場していたことにたった今気がつきました。

    本当にインターネットのおかげでたえちゃんを探しあてられました。

    「あなたはあのたえちゃんですか?」と手紙を出したら
    「はい私があのたえちゃんですよ、くにちゃん」と手紙がかえってきました。

    またたえちゃんと線がつながってとても嬉しいですが、たえちゃんのギャグのレベルがとても高いので、長年のイギリス生活でさびついたギャグ能力をまた研磨しなければなりません。

    翻訳のほうはプロの脚本家さんとして日本語に関する素晴らしいアドバイスをいただきました。ありがとう!!

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